六義園(りくぎえん / Rikugien Garden)

観光

🍁 江戸の風雅を感じる庭園美──六義園で静寂のひとときを

東京・駒込にひっそりとたたずむ「六義園(りくぎえん)」は、江戸時代を代表する**回遊式築山泉水庭園(かいゆうしき ちくざん せんすいていえん)**のひとつ。
まるで絵巻物の中に迷い込んだような、繊細で美しい風景が広がるこの庭園は、東京の喧騒を忘れさせてくれる癒しの場所として、多くの人に愛されています。


🌿 歴史ある名園

六義園は、江戸幕府の老中だった柳澤吉保(やなぎさわ よしやす)が、五代将軍・徳川綱吉から与えられた土地に自ら設計・指揮して造り上げた庭園です(完成は1702年)。
その後、明治時代には三菱財閥の創始者・岩崎彌太郎の手に渡り、現在は東京都が管理する特別名勝
に指定されています。


🍁 春のしだれ桜、秋の紅葉──四季折々の絶景

六義園の魅力のひとつは、何といっても季節ごとの風景美

  • 🌸 春(3月下旬〜4月上旬):高さ約15mのしだれ桜が見どころ。夜間ライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
  • 🍁 秋(11月下旬〜12月上旬):園内のもみじやイチョウが色づき、静寂の中に赤や黄のコントラストが浮かび上がります。

他にも、初夏の花菖蒲や冬の雪景色など、訪れるたびに新しい表情に出会える庭園です。


☕ 茶屋でほっと一息、和のひとときを

園内にはいくつかの休憩処や茶屋があり、抹茶や和菓子を楽しむことも可能。
静かに景色を眺めながら、心を落ち着ける時間はまさに贅沢そのもの。
ベンチに座って風の音や鳥のさえずりを聞いているだけでも、都会にいることを忘れてしまいそうです。


📸 写真好きにもおすすめ

庭園内には「藤代峠」「滝見茶屋」「中の島」など、絵になる撮影スポットが点在しています。
四季を感じるフォトジェニックな1枚を、ぜひ収めてみてください。


📍 アクセス・基本情報

  • 🗺 所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
  • 🚇 アクセス:
     ・JR山手線「駒込駅」南口より徒歩約7分
     ・東京メトロ南北線「駒込駅」2番出口より徒歩約7分
  • 🕒 開園時間:9:00~17:00(最終入園 16:30)
  • 🗓 休園日:年末年始(12/29~1/1)
  • 💴 入園料:一般 300円(65歳以上 150円/中学生以下無料)

※特別ライトアップ期間などは、夜間開園・別途料金の場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。


✨ まとめ

六義園は、都会にいながら日本の伝統美と四季の移ろいをゆったりと味わえる貴重な場所。
賑やかな観光地とは一味違う、落ち着いた時間を過ごしたい方には特におすすめです。
東京観光の合間に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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